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ハードウェア更改の仕組みを根本から変える、ハイパーコンバージドの斬新なコストモデル従来のデータセンターと比較

ハイパーコンバージドインフラによって、ユーザー企業はシステムの成長に合わせてリソースを追加購入できるようになった。従来のように、ハードウェアの更新によってコストがかさむこともない。

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垂直統合



参照:ハイパーコンバージドの2大勢力「Nutanix」と「Evo:Rail」、違いを比較《クリックで拡大》

 複数台のサーバの内部ディスクを束ねて、仮想的な共有ストレージアレイを構成する垂直統合システム「ハイパーコンバージドインフラ」を導入すると、データセンターを構成する要素の購入サイクルが変化する。小規模で高頻度の購入方式が、大規模で低頻度の購入方式に取って代わる。この方式では、ビジネス価値をすぐには生まないリソースの量を削減する。かつてのデータセンターでは大規模なハードウェアの入れ替え計画が立てられていたが、ハイパーコンバージドインフラを採用したデータセンター(以下、ハイパーコンバージドデータセンター)では、スムーズで逐次的なアップグレードへと変化している。

 多くのユーザー企業は、ハイパーコンバージドインフラ導入に伴う逐次的なアップグレードの採用によって、現在の環境構成を見直す動機がなくなることを認識していない。その結果、ハイパーコンバージドインフラのユーザー企業は、長い間1つのベンダーにとどまり続けることになる。

従来のデータセンターのコストモデル

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