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偽ランサムウェアまで登場、仁義なきサイバー犯罪はどこまで“進化”する?身代金を支払ってもデータは回復しない(1/2 ページ)

新種のランサムウェアが登場した。これはファイルを暗号化せずデータを消去するにもかかわらず、被害者をだまして身代金を支払わせようとするものだ。

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Ranscamを発見したCisco Talosのエドマンド・ブラマギン氏とウォーレン・マーサー氏のブログ《クリックで拡大》

 今日、ランサムウェアが大きな脅威となっている。こうしたデータ消失の恐怖に付け込もうとしているのが新種の「ランサムウェア」だ。この新ランサムウェアは「Ranscam」と呼ばれ、スケアウェア(偽セキュリティ対策ソフトウェア)と共通する部分が多い。ランサムウェアに攻撃されたとユーザーに思い込ませるが、実際にはデータを暗号化せずに消去してしまうのだ。

新ランサムウェア「Ranscam」

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