Mandiantの年次脅威レポートから読み解く
日本でも対策が遅れる「あの侵入経路」が急増――攻撃グループの活動実態
セキュリティベンダーMandiantがまとめた調査レポートによると、脆弱性が侵入経路として広く悪用される傾向に変わりはないが、侵入経路の2番目には前年までとは異なる新たな項目が浮上した。(2025/4/24)
SparkCatでリスクが浮き彫りに
「App Store」や「Google Play」で“危険なアプリ”を見極める方法
スマートフォンのアプリケーションストアに、マルウェアに感染していたアプリケーションが複数あったことが判明した。ユーザーは暗号資産を奪われた可能性がある。アプリケーションを安全に使うには何が必要か。(2025/4/23)
3割が“悪夢”を経験
バックアップ製品の「乗り換え検討」が5割超 迷走しない見直し方法は?
企業はバックアップに不安を抱えており、半数以上がバックアップツールの見直しを考えていることが調査から明らかになった。何がバックアップの障壁になっているのか。データ保護策を強化するための選択とは。(2025/4/22)
データ侵害の被害額は過去最高
データが漏えいしたら、企業はどれだけ損をする? IBM調査で判明
IBMの調査によって、組織が受けるデータ侵害の被害は過去最悪となったことが分かった。そもそも、データ侵害では被害額を算出することも困難だ。どのように算出すればいいのか。(2025/4/22)
知らない間に個人情報が盗まれる【後編】
このサイト本物? 偽サイトで個人情報を抜き取るファーミングについておさらい
偽のWebサイトに誘導して個人情報を抜き取るのが「ファーミング」だ。ファーミングはいつ、どこで起こるのか。フィッシングとは何が違うのか。(2025/4/17)
知らない間に個人情報が盗まれる【前編】
気付いたら偽のWebサイトで個人情報を入力してた――ファーミングの手口とは
エンドユーザーが気付かない間に個人情報を自ら差し出すように仕向けるのが「ファーミング」だ。その仕組みと手法を紹介する。(2025/4/16)
犯罪ビジネスはもう限界?
ランサムウェア攻撃の“収益”が30%減 稼げなくなった犯罪者の誤算
これまで猛威を振るってきたランサムウェア攻撃だが、2024年になって攻撃者の収益が減少した。この不況は一時的なものではなく、構造的な問題に起因する。何が「犯罪のビジネスモデル」を崩壊させつつあるのか。(2025/4/15)
狙い目や攻撃のスピード感が判明
ランサムウェア集団Black Bastaの会話が流出 明らかになった攻撃者の“本音”
流出したチャットログの分析によって、ランサムウェア集団Black Bastaの攻撃手法の全容が明らかになった。大手ベンダー製品/サービスの脆弱性を狙い、計画的に攻撃を進めようとする実態とは。防御側はこの情報をどう活用すべきか。(2025/4/14)
企業の意外な盲点
ランサムウェアの半数以上が“あの侵入経路”を悪用――見過ごされたリスクとは?
サイバー保険会社Coalitionの調査レポートによると、ランサムウェア攻撃の侵入経路には”ある傾向”が見られたという。攻撃のトレンドや、ますます高まる脅威リスクへの備え方と併せて解説する。(2025/4/10)
企業の成長を支えるデータ管理環境の最適解
データの多様化と肥大化が加速 ファイルサーバ運用は限界? 見直しのポイント
ビジネスでのデータの重要性がますます高まり、その質や量も大きく変化している。そこで問題となるのが、どのようにして貴重なデータを守り、管理していくかということだ。どのような環境があれば、この問題を解決できるのだろうか。(2025/4/8)
“活動が困難”になるまで追い詰め
数十億ドルを動かしたロシアのマネロン組織を摘発 国際捜査の成果とは
英国をはじめ各国の法執行機関が、ロシア系のマネーロンダリングネットワークを摘発した。ネットワークが“活動継続は困難”だと判断するまでに至った、捜査の成果とは。(2025/4/8)
NCC Groupが調査
静かな1月に「ランサムウェア攻撃」が猛威を振るった“2つの要因”
ランサムウェア攻撃は増加傾向にあるが、「1月」に増えるのは異常だとセキュリティベンダーNCC Groupは指摘する。背景に何があるのか。NCC Groupの調査からある要因が浮かび上がった。(2025/4/7)
あの大規模インシデントをおさらい【後編】
まさかのあれが“丸見え” 歴史に残る情報漏えい事件5選
サイバー攻撃や個人情報の漏えいは後を絶たない。過去に起きた事件では、企業はどのような対策を怠っていたのか。5例紹介する。(2025/4/12)
内部脅威に対抗するには【前編】
死角になりがちな「社内」の脅威 どうやってなくせるのか?
組織にとって脅威になるのは、攻撃者だけではない。従業員の悪意やミスによるセキュリティ事故という内部の脅威にも立ち向かわなければならない。どうすればいいのか。(2025/4/4)
2024年の10大セキュリティニュース【後編】
“前例のない”大規模システム障害と高額の身代金――2024年のセキュリティ事件簿
世界中のシステムに障害を引き起こしたり、過去に例を見ないほどの高額な身代金が発生したランサムウェア攻撃が観測されたりするなど、2024年には大きなセキュリティニュースが相次いだ。そのうち5つを振り返る。(2025/4/4)
ランサムウェア攻撃活動の「今」【後編】
狙いは「暗号通貨ウォレット」 macOSユーザーを安眠させない手口とは?
2024年から「macOS」を標的にした攻撃が急増していると、セキュリティベンダーESETは注意を呼び掛ける。macOSはどのような手口で狙われているのか。(2025/4/3)
「過去最大」の暗号資産窃盗
北朝鮮ハッカー「Lazarus」、Bybitから15億ドル どうやって盗んだの?
暗号資産(仮想通貨)を狙った攻撃が盛んだ。北朝鮮系の攻撃集団「Lazarus Group」はこのほど、暗号資産取引所Bybit Technologyから15憶ドルを奪った。手口は何だったのか。(2025/4/2)
2025年版グローバル脅威レポートを公開
追跡しにくい「国家支援型攻撃」や「生成AI悪用」が急増――CrowdStrikeが報告
クラウドストライクが年次レポート「2025年版グローバル脅威レポート」を公表。生成AIを悪用したソーシャルエンジニアリングの増加や中国系攻撃者の活動活発化、ビッシングの急増などの状況が明らかになった。(2025/4/1)
2024年の10大セキュリティニュース【前編】
攻撃集団の撲滅からMicrosoft批判まで――2024年のセキュリティ界5大激震
さまざまなセキュリティニュースが飛び交った2024年。国際的な捜査機関がランサムウェア集団を壊滅させた鮮やかな手法や、米政府機関がMicrosoftのセキュリティ文化を厳しく批判した事例を紹介する。(2025/3/28)
テレワーク時代のデータの守り方【後編】
マルウェア検知やVPNで終わってない? 「危険なテレワーク」を防ぐ対策6選
情報漏えいやサイバー攻撃のリスクを防ぎながら、従業員が安全にテレワークを実施するために、企業が講じるべき対策とは。押さえておくべき6つのポイントを解説する。(2025/3/28)
メールをセキュリティの弱点にしない【後編】
「公衆無線LANを使わない」だけじゃないメールセキュリティ対策5選をおさらい
安全にメールを使えるようにするためのメールセキュリティ対策は多岐にわたり、複雑になりがちだ。徹底すべきメールセキュリティ対策を5つ紹介する。(2025/3/28)
狙われる医療業界
医療業界がランサムウェアの3番目の標的に 背景にある攻撃者の変化とは?
今や医療業界は、ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)の標的として3番目に多く狙われている状況だ。背景には攻撃者の力関係の変化があるという。どういうことなのか。(2025/3/27)
ランサムウェア攻撃活動の「今」【前編】
「LockBit撲滅」のはずがなぜ? 台頭する新たなランサムウェア集団
2024年2月に警察が「LockBit」の活動を停止させた後、新たなランサムウェア集団が相次いで台頭した。セキュリティベンダーESETが注意を呼び掛ける“新規グループ”とは。(2025/3/27)
メールをセキュリティの弱点にしない【中編】
従業員が“ついやってしまうNG行動”を避けるためのメールセキュリティ対策5選
業務でメールを使い始めたばかりの従業員にオンボーディングを実施する場合、セキュリティ対策としてまず何から伝えればいいのか。本稿は、そのような場面で有用なメールセキュリティ対策を5つ紹介する。(2025/3/27)
テレワーク時代のデータの守り方【前編】
「無線LANが脆弱」だけではない、“テレワークが危険”になる6つの原因
テレワークを採用する企業が広がり、自社データを守るための対策がより重要になった。どのような点に注意が必要なのか。テレワークで発生しやすい6つのリスクを解説する。(2025/3/26)
メールをセキュリティの弱点にしない【前編】
パスワードに“複雑さ”は不要だった? メールセキュリティの基本的な対策5選
安全にメールを使う上で、メールのセキュリティ対策は欠かせない。一方、対策は多岐にわたる。基本のセキュリティ対策を5つ紹介する。(2025/3/26)
イスラエルのセキュリティ企業KELAが公表
「兵器化したAI」が200%増 生成AIで氾濫する“闇ツール”の実態
イスラエルのセキュリティ企業KELAが2025年版AI脅威レポートを発表した。これによれば、悪意あるAIツールが過去12カ月で急増している。その実態とは。(2025/3/26)
教育機関向けシステムに不正アクセス【後編】
学校から個人情報が流出 「PowerSchool侵害」による影響は?
ソフトウェアベンダーPowerSchoolへの攻撃によって、全米の教育機関で生徒と職員の個人情報が漏えいした。流出したのはどのようなデータなのか。攻撃の全貌に迫る。(2025/3/26)
VMを安全に使う【後編】
仮想マシンが「マルウェアに感染」したらやるべき“緊急対処”はこれだ
仮想マシン(VM)がマルウェアに感染した場合、迅速かつ的確な対処をすることは、社内LAN全体の保護につながる。共有のシステム管理用VMや非永続的VMで特に注意すべき脅威と対策は。(2025/3/25)
ネットストーキングとは【後編】
あの情報が格好の餌食に? ネットストーカーに狙われないための対策をおさらい
気付かないうちに、自分のSNSアカウントが監視され、悪質なコメントが繰り返し投稿されている――このようなハラスメントを遂行するネットストーキングに特徴はあるのか。ネットストーキングの法的な位置付けとは。(2025/3/27)
ネットストーキングとは【前編】
知らない間に忍び寄る「ネットストーカー」の見えない恐怖 その悪質行為とは?
顔も名前も分からない第三者からインターネットでハラスメントを受ける――さまざまな技術が発達した現代において、そのような被害は人ごとではない。ネットストーカーは、具体的にどのような被害をもたらすのか。(2025/3/26)
スキミングに遭わないために【後編】
あの決済方法は「クレカ情報流出」が起きやすい? 安全な方法は
カード情報を盗難する「スキミング」を回避するには、カードリーダーに仕掛けられたデバイスを見抜く以外にも、さまざまな対策が可能だ。スキミングから身を守る効果的な方法と、被害に遭った際の対処法を紹介する。(2025/3/22)
「ダークWeb」活用の実践【後編】
ハッカー目線で危険を察知できる「ダークWeb活用」の極意とは?
「ダークWeb」は自社を狙った攻撃について知るための貴重な情報源だが、利用する際の注意点もある。どのようなものなのか。セキュリティ専門家が分かりやすく解説する。(2025/3/24)
すでに悪用を観測済み
「防御策」が「侵入口」に? Palo Altoファイアウォール用OSで脆弱性が発覚
本来は企業を守るはずのPalo Alto Networks製ファイアウォールが、攻撃の入り口になりかねない脆弱性が発見された。認証を回避できるこの脆弱性は、すでに攻撃が観測されている。やるべき対処とベンダーの見解は。(2025/3/20)
インシデントを経験した349社を調査
被害に遭った企業がそっと教える「内部脅威対策」でやるべきことはこれだ
セキュリティベンダーの調査によると、企業内部の脅威への対策の予算は増加傾向にある。インシデントを1度以上経験した企業は、具体的にどのような施策にどれほどの予算を投じているのか。(2025/3/20)
セキュリティによくある5つの誤解【第5回】
「ITアウトソーシングなら安全」は幻想? 法律事務所がはまった“わな”とは
IT運用のアウトソーシングはさまざまなリスクを招きかねない。英国の法律事務所もそのわなにはまってしまった。同社の失敗から何を学ぶべきか。(2025/3/19)
VMを安全に使う【中編】
仮想マシンは「マルウェアに感染しない」どころか“危険の温床”になり得る理由
マルウェアのリスクは仮想マシン(VM)にも存在する。マルウェアがVMに感染した場合、どのような影響を与えるのか。VM内だけではなく、社内LANやホストマシン、他のシステムに与え得る被害とは。(2025/3/18)
身代金の支払いに変化【後編】
ランサムウェア攻撃を受けても「身代金を支払わなくなった」のはなぜか
ランサムウェア攻撃が後を絶たない中、身代金の支払いに関する被害組織の方針が変わっている。組織はなぜ、もはや身代金の支払いで解決しようとしなくなったのか。(2025/3/18)
最も使われている業務アプリは
日本企業の業務アプリ数「急伸するも世界の約半分にとどまる」 Okta調査
Oktaは、業務アプリケーションの利用動向調査結果を年次レポート「Businesses at Work 2025」で発表。セキュリティやコラボレーション分野の利用が伸びている状況が明らかになった。(2025/3/17)
スキミングに遭わないために【前編】
どこから漏れた? 「クレカ情報」が盗まれる巧妙な手口とは
クレジットカードやデビットカードから情報を盗み取る「スキミング」は、オンラインではなく現実世界で起こるサイバー攻撃だ。目立たない装置を設置し、気付かないうちに個人情報を盗み取る攻撃を見抜く方法は。(2025/3/15)
お勧めのセキュリティオンライン講座【前編】
無料で「セキュリティのプロ」を目指せる“オンライン学習コース”5選
無料のオンラインコースを受けることで効率よくセキュリティの専門知識を身に付け、キャリアアップにつなげることが可能だ。どのようなオンラインコースがあるのか。5つ紹介しよう。(2025/3/14)
プロキシファイアウォールを徹底解説【中編】
「プロキシファイアウォール」で何ができる? その役割とメリットとは
プロキシとファイアウォールを組み合わせたプロキシファイアウォールによって何ができるのか。プロキシファイアウォールが企業ネットワークにもたらす利点とリスクを解説する。(2025/3/14)
「ダークWeb」活用を実践【前編】
攻撃者の“闇市場”「ダークWeb」へようこそ その利用方法を解説
攻撃を未然に防ぐ究極の方法として「ダークWeb」の利用がある。自社を狙った攻撃情報をダークWebで得るにはどうすればいいのか。ダークWebアクセスや利用の方法を説明する。(2025/3/17)
AWSのバックアップ術【前編】
「AWS Backup」とは何か? クラウドのバックアップ術を解説
あらゆるシステムで障害は発生するため、事業継続にはバックアップ計画が不可欠だ。AWSの「AWS Backup」を例に、バックアップの重要性を解説する。どのようにクラウドでバックアップを進めればいいのか。(2025/3/13)
Mandiantが調査を公表
Juniper製ルーターに「攻殻機動隊さながら」の高度マルウェア攻撃 その手口は
Mandiantは、Juniper製ルーターを標的にした高度なマルウェア攻撃に関するレポートを公表した。ネットワークセキュリティに重大なリスクをもたらすものと見られ、迅速な対策が求められる。(2025/3/13)
エグレスを基礎から【第2回】
サイバー攻撃者が狙う「エグレス」とは 主要な手口を解説
IT分野ではメールの送信など外部インフラへのデータ転送はエグレス(Egress)と表現することがある。意図しないエグレスの発生はセキュリティの問題がある。どのようなエグレスが問題になるのか。(2025/3/12)
記録的な“身代金支払い額”の謎【後編】
「サイバー攻撃開示」の義務化がむしろ“逆効果”なのはなぜ?
大規模なランサムウェア攻撃が相次ぐ中、米国はサイバー攻撃の事後報告に関する規則を施行した。だがこの規則が、企業に身代金支払いを促す原因になるという指摘がある。なぜ逆効果をもたらし得るのか。(2025/3/12)
セキュリティによくある5つの誤解【第4回】
「盗まれるデータはない」と思い込む企業は“あれ”を見落としていないか?
データを盗難や流出から守る対策は全ての組織にとって不可欠だ。しかし残念ながら、自社データのリスクを正しく判断できていない組織がある。その誤解をどう改めればいいのか。(2025/3/12)
VMを安全に使う【前編】
仮想マシンの“安全神話”「マルウェアに感染しない」は誤解だった?
仮想マシン(VM)はホストマシンから隔離されているため、「マルウェアに感染することはない」と考えがちだが、その認識は正しくない。その誤解を生みかねない、VMが比較的安全である理由は。(2025/3/11)
身代金の支払いに変化【前編】
ランサムウェア攻撃はなぜ「儲からないビジネス」になっているのか?
ランサムウェア攻撃は引き続き活発だが、身代金の支払いを巡る「陰」が見えてきていると、セキュリティ専門家は指摘する。どういうことなのか。2024年の動きを振り返る。(2025/3/11)
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。