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技術の2大トレンド、「IoT」と「3Dプリント」の連携が生み出す破壊的ビジネスとは平らな電子部品から解放(1/3 ページ)

3Dプリンタを活用することで、モノのインターネット(IoT)デバイスのパーツをより迅速かつ効率的に試作、生産できるようになるかもしれない。

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3Dプリンタ「Squink」開発したBotFactoryのWebページ《クリックで拡大》

 モノのインターネット(IoT)と3Dプリントは、テクノロジーの歴史で大きな2つの流行語であるように見えるだろう。突き詰めると、IoTは、インターネットに接続しているアプリケーションやデータとは異なる。IoTは、3次元空間を占有し、デバイスを制御したり、データを持ち帰ったりする電子装置といった物理素材を使用する。CADの設計から単純なものを安価に素早く生産できる3Dプリンタの機能は、試作を楽にしてくれることから、設計者にすばらしい恩恵をもたらす。

 そして、ここ数年で、IoTと3Dプリントの融合が見られるようになっている。IoTデバイスの大部分を占める電気回路や、印刷された回路基板などの試作に加えて、製造にまで3Dプリントが導入されている。

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