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GEの産業用IoTプラットフォーム「Predix」がオフライン対応、その仕組みとはNoSQLデータベース「Couchbase Mobile」を活用(1/2 ページ)

General ElectricがNoSQLデータベース「Couchbase」を採用。GEの産業向けIoTプラットフォーム「Predix」にオフライン機能を追加した。

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屋外作業において、ネットワークに接続できない状況はまだまだ多い。それでも使える業務用モバイルアプリケーションの需要が伸びている

 General Electric(以下、GE)は、新しいデジタルファーストの製造アプローチを進めている。その取り組みで大きな部分を占めるのが、同社が産業向けIoTのプラットフォームとして用意したPaaS(Platform as a Service)「Predix」だ。Predixにより、企業は産業用のモバイルアプリケーションを構築できる。

 企業はPredixを使って、フィールドワーカーが線路の監視、風力タービンの連係に向けた調整、石油掘削装置のメンテナンスなど、通信環境が十分に整っていない場所でも重要な業務をこなせるように支援するアプリケーションを開発している。

 そのため、こうしたアプリケーションへのオフラインアクセスは極めて重要な機能だ。だが、GE Digital(Predixの運用を担当するGEの部門)は、オフラインモバイルアプリケーションを実現するための機能をPredixに組み込もうとしたとき、大きな問題に直面した。

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