iPhone、iPadのiOSを最新版にアップデートしない人の言い分:iOSデバイスの23%は旧バージョンのまま
最新のiOSにアップデートしていないiOSデバイスが23%を超えているという調査結果が発表された。iOSではAppleがアップデートを管理しているが、なぜこのような割合になるのだろうか。
モバイルセキュリティベンダーのZimperiumが行った最新の調査で、iOSデバイスの23%が最新OSにアップデートしていないことが分かった。AppleはiOSアップデートを管理しており、管理ソフトのベンダーがアップデートをブロックできないにもかかわらず、なぜこれほど多くのデバイスが古いバージョンを使用しているのだろうか? iOSアップデートをブロックする方法が他にあるのだろうか?
Appleが提供するOSアップデート方法は、Androidと比べて合理的といえる。これはAppleがハードとソフトの両方を支配しているからだ。Appleはパッチ適用においてさまざまなハードウェアメーカーと調整する必要はない。
とはいえ、最新のiOSにアップデートされていないiOSデバイスがこれほどたくさんあることは多くの人にとって驚きだろう。約4分の1にのぼるiOSデバイスのアップデートが滞っているのには幾つかの理由がある。
新しいアップデートが利用可能になっても、単にそれを利用したくない人もいる。iOSアップデートの要求がしつこく感じられる場合があっても、アップデートを遅らせたり、後で確認してインストールしたりできるようにデバイスに通知させることもできる。
デバイスを最新バージョンにアップデートしない別の理由は、そのデバイスが最新のアップデートをサポートしていないからだ。新しくリリースされるiOSは従来の全てのデバイスと互換性があるわけではない。これはデバイスの数パーセントにすぎないが、23%の一部を占めているといえよう。
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