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「ウェアラブルデバイスの普及は職場から」と専門家が明言する根拠作業者の安全性向上に大きな需要(2/2 ページ)

ウェアラブルデバイスは一般消費者向けよりもまず業務用途での普及が予測される。その理由とは。

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回復力のある労働力の構築

 2017年7月、American Society of Safety Engineersによってコロラド州デンバーで開催された「Safety 2017」カンファレンスの話題の中心は、企業向けウェアラブルデバイスだった。

 ディスプレイ上に設置されたデバイスは、作業者の危険を減らし、生産性を向上するよう設計されているというもので、建設業界での利用を明確に想定していた。Occupational Safety and Hazard Administrationによれば、建設業界は世界でも最も危険な業務を行う業界の1つで、毎年米国の労働災害のほぼ4分の1を占めるという。

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