特集/連載
「IoTの暗号化」に代わる3つのセキュリティ対策、それぞれの長所と短所は?:回路設計の見直しも必要に
IoTデバイスのセキュリティ対策として、暗号化に代わる3つの対策「PUF電子回路」「パブリッシュ/サブスクライブ方式のプロトコル」「Entropy as a Service」を紹介する。
電力の消費とコンピューティング能力への負荷を抑えながら、モノのインターネット(IoT)やコネクテッドデバイスのセキュリティ確保に努めることは、まるで永遠の課題のように思える。セキュリティ確保の大きな課題になるのは暗号化だ。IoTやコネクテッドデバイスの多くは、標準的な暗号の処理に必要な能力を備えていない。
本稿では、IoT暗号化に代わる3つの対策について考える。
- PUF電子回路
- フォグコンピューティングを基にするパブリッシュ/サブスクライブ方式のプロトコルにおける楕円曲線暗号
- Entropy as a Service
併せて読みたいお薦め記事
「IoTセキュリティ」についてもっと詳しく
- IoTが直面する5つの大変化、LPWANやセキュリティ脅威増加の影響は?
- 自動運転車がハッキングされ暴走? 起こり得る最悪のシナリオと対策
- NISTの「IoTセキュリティガイドライン」には何が書かれているのか
「IoT」の基礎
対策1:PUF電子回路
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.