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Slackが「1日当たり1000万人のユーザー」を実現できた理由:Webex TeamsやTeamsとの違いは?
メッセージングアプリのSlackを使うアクティブユーザーの数が、2019年1月で1日当たり1000万人を突破した。有料版のSlackを利用する組織は8万5000を超えているという。
急成長を続けるSlackは、MicrosoftやCisco Systemsといった大手との競争が激化しているにもかかわらず、過去8カ月で1日のアクティブユーザーが200万人増加した。
今回、同社は初めて「有料版のサービスを利用している組織」の数を8万5000社と発表した。有料版について同社はこれまでチーム数を公表していたが、1つの組織内で複数チームが使っている可能性もあったため、正確な組織数までは分からなかった。
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チームコラボレーション市場で強みを発揮できる理由
Slackは、有料サービスの顧客数がこの1年で50%以上増えたとする一方で、そうしたアカウントのユーザー数については公表していない。
無料版のSlackは1日当たり1000万人が使うようになったという。そうしたSlackユーザーの半数以上は米国以外の居住者で、同社にとって米国に次ぐ2番目の市場である日本のユーザーが多数を占める。
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