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ExcelやWordファイルを無変換で編集可能に 「G Suite」の最新機能まとめ:アプリケーション連携やセキュリティ機能を強化
Googleは「G Suite」の最新アップデートで、「Microsoft Office」との連携機能や新しいセキュリティ機能を追加した。G Suiteはビジネスの利用に以前より適したツールになる可能性がある。
Googleはオフィススイート「G Suite」の最新アップデートでアプリケーション管理機能やセキュリティを強化し、企業にとって魅力的にしようとしている。同社は2019年4月に開催したクラウド関連カンファレンス「Google Cloud Next '19」で、G Suiteの最近のアップデートとして以下の機能を紹介した。
- G Suiteで誰が何を編集したのか確認できる「アクティビティダッシュボード」
- 「Googleドキュメント」内で「Microsoft Office」ファイルを編集する機能
- 「Microsoft Excel」と「Microsoft PowerPoint」の代替となる「Googleスプレッドシート」と「Googleスライド」の機能強化
- G Suite経由で業務アプリケーションを使用する機能
IT分野の調査会社Enterprise Strategy Groupのアナリスト、マーク・バウカー氏によると、今回のアップデートで主要なターゲットになっているのは、現場で働く従業員だ。中には会社から社用端末を支給・貸与されていない従業員もいる。「IT管理者は、そうした従業員にも端末やビジネスアプリケーション、コラボレーションツールを提供したいと考えている場合がある」とバウカー氏は説明する。
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