特集/連載
高額PC「HP Spectre x360 15」はビジネスユーザーには“ぜいたく品”なのか?:世界最軽量クラスの2-in-1
HPのプレミアムノートPC「HP Spectre x360 15」の2020年モデルが登場した。技術見本市「CES 2020」の展示内容を基に、新モデルの特徴を紹介する。
HPは技術見本市「CES 2020」で「HP Spectre x360 15」の新モデルを発表した。多くのビジネスユーザーの需要に応える高級モデルだ。それだけに価格も高い。納得できる「プレミアム」な性能をどれだけ有しているのだろうか。
併せて読みたいお薦め記事
Windows管理のうれしい機能
- Windows 10をHDDでも“爆速”で起動できる「コンパクトOS」のすすめ
- Windows 10運用を効率化できる“気になるツール”5選 PowerShell、MDTなど
- 「Windows 10」のビジネス向け機能5選 “最後のWindows”の生かし方
「CES 2020」で披露されたデバイス解説
HP Spectre x360 15
「Windows 10」搭載の2-in-1デバイス(ノートPCとしてもタブレットとしても利用できるデバイス)である「HP Spectre x360 15」の2020年モデルは、筐体サイズを大幅に縮小し、2019年モデルより小さくなった。15.6型ディスプレイを囲むベゼル(額縁)を極限まで細くすることで、13型前後のディスプレイを備える一般的なノートPCとほとんど変わらないサイズにまで小型化した(写真1)。
ディスプレイ品質は多くのスマートフォンに匹敵する高さだ。HPがCES 2020で披露した2020年モデルのHP Spectre x360 15は、本体比90%のディスプレイに4K(4000×2000ピクセル前後)解像度の有機EL(OLED)パネルを採用し、同社が「True Black HDR」と呼ぶ高画質技術により、濃い黒と明るい白をはじめとする高度な色表現を実現する。
「4K」「OLED」は決して“ぜいたく”ではない理由
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.