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“データ時代”を支えるITインフラの要件とは? 検証で見えてきた選択肢:「書き込み性能」に重きを置く時代に
企業にとってデータが重要な資産になりつつある中、ITインフラに対する要件は従来の「読み出し中心」から「書き込み中心」になると予想される。テクノロジーの進化を見据えたITインフラ選択のためには、何を重視すればよいだろうか。
クラウドの利用拡大やコンテナでのアプリケーション運用など、DX(デジタルトランスフォーメーション)によって企業のITインフラを取り巻く状況は大きく変わりつつある。昨今は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が与える影響も無視できない。
こうした変化の中でも粛々と進めなければならないのが、老朽化したITインフラの更新作業だ。「今導入するITインフラの運用期間中にどのような変化が起こり得るか」を念頭に置くことは、ITインフラの更新作業において重要と言える。予測し得る変化の一つは、AI(人工知能)技術を使ったアプリケーションやIoT(モノのインターネット)デバイスの増加に伴い、データの読み出しだけではなく書き込み処理が増えるという変化だ。今後は単にハードウェアを最新化するだけでなく、そうした変化に適応できるITインフラが必要になる。
ハードウェア要件を検討するポイントとともに、一般的なSSD(ソリッドステートドライブ)よりも高いデータの読み出し/書き込み性能を備える新世代メモリを使用したインフラ性能の検証結果を次のページで紹介する。
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