「仕事がはかどるタブレット」の条件【前編】
仕事ならiPadよりWindows 10? もう“大きなスマホ”ではないタブレットの用途
タブレットは今や百花繚乱(りょうらん)の様相だ。機能も用途も多岐にわたる。タブレットのビジネス用途にはどのようなものがあるのか。どのようなタブレットがビジネスに適するのか。
近年のタブレットは機能が充実し、企業でも広く利用されるようになってきた。新しいモデルは急速な進化を遂げ、押さえておくべき情報が続々と登場している。
ビジネスで活用する機会が拡大したことも相まって、タブレットには「さまざまな状況で幅広い用途に使用できる能力」が求められるようになった。それは「iPadOS」を搭載した「iPad」や「Windows」タブレットなど、あらゆるタブレットに当てはまる。
商談の場で図表を表示したり、メールやビデオチャットを使ったコミュニケーションをしたりと、タブレットは可搬性を必要とするビジネスタスクに有用だ。移動が多い従業員にとって、タブレットはなくてはならない仕事道具になっている。
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仕事で使えるタブレットは?
社外で作業をするエンジニアや客先に出向く営業担当者の仕事にタブレットは向いている。酷使しなければ、電源につながなくても丸一日はバッテリーが持続する。厳しい環境や悪天候にも強い高耐久タブレットもある。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で従業員の間でテレワークが広がり、どこからでも遠隔会議ができるデバイスの必要性がますます高まっている。最新のタブレットはその要件を満たすのに最適だ。
一般消費者向けのタブレットとしてはiPadや「Android」OS搭載タブレットが普及しているが、法人向け市場では仕事で使いやすい「Windows 10」搭載タブレットが広く採用されている。Windows 10タブレットを社内LANに接続して同期すれば、デバイス管理を合理化でき、IT管理者の仕事がシンプルになる。そしてエンドユーザーは使い慣れたMicrosoftアプリケーションを使用できる。メールクライアント「Outlook」を使って簡単にメールを送受信でき、オフィススイート「Microsoft Office」を使うのにも新しいユーザーインタフェースを覚える必要がない。
最近のWindows 10タブレットは、処理能力を落としたノートPCに近い存在だ。以前のタブレットはスマートフォンの画面を大きくして少し機能を足したようなものだったが、今は大幅に進化している。
新しいタイプの2-in-1デバイス(ノートPCとしても、タブレットとしても使えるデバイス)は一般的に画面のタッチ操作が可能で、着脱式スマートキーボードから入力する以外に、スタイラスペンを使って画面に直接入力することもできる。さまざまな使い方が可能なため、タブレットで使用できるアプリケーションの幅が広がった。今では石油・ガス事業者や美術館といった幅広い産業分野で、データの視覚化から記録管理まで幅広い用途でタブレットが活用されている。
後編は、ビジネス利用に適したWindows 10タブレットを紹介する。
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