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Windows 11“謎のハードウェア要件”に戸惑う人々 「TPM 2.0」必須化には賛否「Windows 11」の“企業用OS”としての存在意義【中編】

Microsoftの「Windows 11」は、ハードウェア面でも企業に混乱をもたらしている。要件の不確かさがその要因だ。明らかになっている「TPM 2.0」準拠の要件にも疑問が挙がる一方、その重要性に理解を示す声もある。

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 IT担当者は、Microsoftが2021年6月に発表した新たなOS「Windows 11」のソフトウェア互換性に加えて、ハードウェア要件についてもよく分からずにいる。「Microsoftは、特定のプロセッサが必要な理由をほとんど説明していない」と、米国オレゴン州ハッピーバレー市のIT管理者、ウィル・ウィルソン氏は語る。

 当初Microsoftは、Windows 11を実行するには、Intelの「Intel Core」第8世代以降、またはAMD(Advanced Micro Devices)の「Zen 2」以降のプロセッサが必要になると説明していた。その後、Intel Core第7世代やAMDの「Zen」第1世代(Zen 1)のユーザーも、Windows 11の予備バージョンを試せるようにすると述べた。

Windows 11ハードウェア要件の“謎” 「TPM 2.0」必須化には理解の声も

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