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「NLP」(神経言語プログラミング)はデータ分析にどう役立つのか?“今どきのデータ分析”を支える技術【第3回】

人の心理を読み解く「神経言語プログラミング」(NLP)が、データ分析をより簡単に、より効率的にする可能性があるという。NLPはデータ分析にどう寄与するのか。

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 人の思考、行動パターンをモデリングする手法「神経言語プログラミング」(NLP:Neuro-Linguistic Programming)を取り入れるデータ分析ツールが登場している。NLPは、データ分析の専門家ではない「市民データサイエンティスト」でもデータ分析を可能にする可能性がある。

“人の心理”を読み解く「NLP」が「データ分析」にどう役立つのか

 QlikTech International(Qlikの名称で事業展開)で製品マーケティングディレクターを務めるアナンド・ラオ氏によると、NLPはエンドユーザーの意図を理解し、検索文字列を解析して分析に関するクエリ(データ操作要求)を解釈する。データウェアハウス(DWH)へのクエリにもNLPを活用可能だ。NLPにより、アナリストはSQLなどのデータベース操作言語を使わずに、DWHにデータや計算を要求できるようになる。

 NLPは、データ分析のさまざまなタスクの自動化に貢献し得る。ラオ氏によるとNLPは、DWHの運用に必要な以下のプロセスの自動化に役立つ可能性がある。

  • データモデルの作成とインポート
  • データの型(種類)の判別
  • データの検証
  • データ品質に関する規則の順守
  • DWHやデータマートの作成

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