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MacでもWindowsでも同じアプリを使う“超簡単な方法”はこれだWindows使いのための「Mac」管理ガイド【第4回】

「Mac」で「Windows」と同じアプリケーションを使う方法は、MacでWindows版アプリケーションが動くようにすることだけではない。アプリケーション選びを工夫すれば、もっと簡単に実現できる。どうすればよいのか。

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 MicrosoftのクライアントOS「Windows」を搭載したPCでも、Appleのクライアントデバイス「Mac」でも同じアプリケーションが使えるようにしたい――。こうしたニーズを満たす方法は幾つかある。MacでWindows版のアプリケーションを動かすようにする方法はあるものの、そのためにはMacに特殊なソフトウェアを導入するといった手間が発生する。アプリケーションによっては、より簡単な方法を選択できる。

MacとWindowsで同じアプリを使う“もっと簡単”な方法

 インターネット経由でアプリケーションを利用可能にするSaaS(Software as a Service)は、一般的にはWebブラウザさえ利用できれば、OSやデバイスを問わずに利用できる。利用したいアプリケーションのSaaS版があれば、MacとWindowsデバイスで同じアプリケーションを利用することは難しくない。

 SaaSの注意点は、当然ながらエンドユーザーには適切なインターネット接続が必要になることだ。そもそもSaaS版がないアプリケーションも少なからず存在する。とはいえSaaSであれば、導入や運用にIT管理者の時間と労力をほとんど必要としないメリットがある。テレワークが広がり、IT管理者がリモートのデバイスを監視しにくくなった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)のさなかには、SaaSが特に有益だった。

 エンドユーザーはSaaSにより、任意の場所で任意のデバイスを使って、ドキュメントなどのコンテンツを作成・編集できる。Microsoftの「Microsoft 365」(Office 365)、Googleの「Google Workspace」、Zohoの「Zoho Office Suite」など、主要なオフィススイートはSaaS化が進んでいる。

 MacユーザーはMicrosoft 365を利用すれば、「Word」「Excel」をはじめとするMicrosoftのオフィススイート「Microsoft Office」のSaaS版だけではなく、Mac版も利用可能だ。Microsoft 365はMicrosoftのファイル同期サービス「OneDrive」も含む。


 第5回は、Microsoft製のツールを使った、MacとWindowsデバイスの管理方法を紹介する。

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