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「IBM i(AS/400)はクローズドなシステム」という誤解 DXに寄与する一歩カギはAPI活用

IBM i(AS/400)を利用している企業の中には、「DX推進」と「現行システムの安定運用」という2つの命題に悩む担当者も多い。既存のIBM iシステムを生かしつつ、DXに貢献するにはどんな方法があるのか。

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 中小企業、大企業を問わず幅広い規模の企業で基幹システムとして現役を続けているIBM i(AS/400)。長く使われているということはそれだけ信頼性や堅牢(けんろう)性が高く、管理がしやすい製品といえる。だが、「デジタルトランスフォーメーション」(DX)の機運の高まりとともに「レガシー化」を懸念する声が増えているという。

 アプリケーションの画面が古く感じる、技術者が高齢化していてメンテナンスが不安だ、“閉じたシステム”なため外部サービスとのデータ連携が難しい。

 こうした声についてIBM iに詳しい有識者は「IBM iの高い信頼性と、これまで蓄積してきたデータや処理ロジックを最大限に生かして、DXにアプローチする方法がある」という。一体どのような方法なのか? 話を聞いた。


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