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調査と現場の声から明らかになった日本企業のDXを阻害するものと解決策ITリーダー1000人への徹底調査報告書を基に

DX推進の中、IT部門の役割はシステムを管理する「ITオペレーター」から、テクノロジー知識とビジネス視点を併せ持つ「ビジネスリーダー」に変化している。DXに不可欠な、IT部門の「新しい役割の遂行」「事業部門との連携強化」を図るには。

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 企業が、ダイナミックに変化する顧客ニーズに応え、自社サービスの付加価値を高めるためには、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が不可欠だ。だがそうした事情から危機感を持ってDXに着手しても、全ての企業が思い通りに変革を進められるわけではない。

 IT部門は日々の業務をこなしつつ、自社が抱えるレガシーシステムをはじめ、あらゆる運用形態のシステムと整合性を取りながらDXを進めなければならない。ところが慢性的な人材不足に陥っているIT部門は、人員をはじめとするリソースを捻出できず、素早く変革を進めることが難しいのが現実だ。その結果、DXを急ぎたい事業部門が独自にプロジェクトを開始したものの、利用するデータやシステムがばらばらになってしまい、ガバナンスが保たれない状況が生まれている。こうした状況の解決の糸口は何か。次ページで解説しよう。


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