全日本空輸(ANA)グループにおけるIT事業の中核を担うANAシステムズ。同社はANAのエアラインシステムをはじめとするシステムの運用に24時間・365日体制で当たっている。しかし、システムの複雑化に伴い、運用負荷が増大し、人員増が避けられなくなった。そのためコストが増え続け、運用ノウハウの属人化も問題視されていた。
こうした背景から同社は、「センターオペレーション改革」に取り組む。その取り組みの1つが「イベント管理業務の自動化」だ。監視の領域では、人に依存したオペレーションに起因する課題の他に、ノイズへの対策やクラウド環境など新たな技術への対応も課題となっていた。そこで同社が導入したのが、「インシデント管理プラットフォーム」だ。
本プラットフォームによって、従来の課題のほとんどは解消されたという。ノイズについては、今後、AI活用によってより高度なイベント検知を目指していく。本動画では、本プラットフォームがどのように課題を解決したのかをはじめ、導入の流れ・ポイント、今後の展開などについても紹介する。
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