TLCやQLCではなく「第1世代SSD」がいまだに人気の理由：Computer Weekly日本語版＋セレクション

SSDの容量は「TLC」や「QLC」などの技術により飛躍的に増加している。一方で、そうした大容量化の技術が台頭する以前の「第1世代SSD」を好む企業が依然として存在する。なぜなのか。

[TechTargetジャパン]

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　SSDの大容量化が目覚ましい。1つのメモリセルに3bitを格納するTLC（トリプルレベルセル）や、4bitを格納するQLC（クアッドレベルセル）といった技術により、SSD1台当たりの容量はテラバイト（TB）規模で増える時代が到来した。

　しかし、そうした進化にもかかわらず、TLCやQLCが台頭する以前のいわゆる「第1世代SSD」を好む企業が依然として存在する。初期のSSDの利点を復活させる使い方に注目が集まっているのだ。なぜこうした現状が起きているのか。SSDの大容量化に伴うメリットとデメリットを整理するとともに、昔のSSDが支持される理由を解説する。

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SSDの大容量化は良いことばかりではない