PR
情報活用を促す「ドキュメント基盤」:業務部門が求めるIT環境のための「ドキュメント基盤」とは【後編】
現場のドキュメント類や情報を活用するには、ドキュメントをIT化し、蓄積・活用・展開できる環境が必要だ。それも、複雑で導入負荷がかかっては意味がない。紙文書の使い勝手そのままに、より積極的な情報活用を実現する「ドキュメント基盤」を紹介しよう。
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
マーケティング部部長
谷口 功氏
【専門分野:売れるマーケティング】
帳票設計・出力製品「Super Visual Formade(SVF)」に関する販売・マーケティング・ブランディングを行い、その後、新製品帳票入力ツール「StraForm-X(ストラフォーム・エックス)」を構想、ビジネスの立ち上げを行う。
紙文書を「電子化」するだけでなく、分析したり、基幹システムと連携する「IT化」を実現するには、どうすればよいか。その答えとなる技術が、XMLとHTMLだ。XMLは文書情報を、分析可能なデータの形態として保存する。標準技術なので、必要に応じて基幹システムと連携させたり、集計ツールを使って分析・レポートを作成することも可能だ。
一方、HTMLは、XMLデータを指定のフォーマットに沿ってWebブラウザに表示させる役割を持つ。Webブラウザなので、操作などで悩むケースはほとんどない。そして例えば、複合機やスキャナから取り込んだドキュメントを、そのままの形でHTMLとXMLデータに展開することができれば、利便性はもっと高まるはずだ。こうしてドキュメントをIT化する入り口を整え、既存の集計ツールや文書管理ツール、基幹システムと連携させてその有効活用を実現するのが「ドキュメント基盤」だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.