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テンプル大学が広域キャンパスに無線AP900台導入、11nへの段階的移行へNEWS

テンプル大学がメルーの無線ネットワークの導入を開始。IEEE 802.11a/b/gと高速802.11nの技術を組み合わせて利用でき、特定個所では有線ネットワークをすべて入れ替える予定だ。

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 メルー・ネットワークス(以下、メルー)は7月9日、テンプル大学が新たに同社の無線ネットワークシステムの導入を開始し、2008年末までにフィラデルフィア地区の8つのキャンパスすべてを網羅する予定であることを発表した。本プロジェクトでは900台以上のメルーの無線アクセスポイント(AP)を設置し、IEEE 802.11a/b/gと次世代の高速無線LAN規格IEEE 802.11nの技術を組み合わせて利用することが可能となり、特定個所では有線ネットワークをすべて入れ替える。

 同大学のシステムでは、アクセスポイントとしてシングル無線のIEEE 802.11a/b/g対応「AP201」と、802.11a/b/g/nと802.11a/b/gのデュアル無線モード搭載の「AP311」(ソフトウェアによる11nへのアップグレード可)を使用。無線コントローラはボックス型の「MC3000」とシャーシ型の「MC5000」シリーズを使用している。

 メルーのシステムは、ロースクール、ビジネススクール、および7万5000平方フィート(6968平方メートル)の広さを誇り、700台のPCを保有するTECHセンター(指導、教育、協力、支援)で稼働中。教養学部では200台のAPの導入がほぼ完了しており、まずは802.11b/gで運用を開始し、後に既に内蔵されている11n機能を利用する予定だ。また、医科大学内には802.11nネットワークを試験導入し、満員の講義室でも学生は広帯域のストリーミング型ビデオアプリケーションを過不足なく利用することができ、各自のノートPCに複雑な医療画像をダウンロードすることもできるという。

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