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ブルーコート、WAN最適化アプライアンスにソフトウェア版を投入NEWS

Windows Server 2008などで動作。VMware ESXにも対応し、アプリケーション配信の最適化、運用コストの低減、インフラの柔軟性向上が図れるとする。

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 ブルーコートシステムズは3月16日、WAN最適化アプライアンス「ProxySGファミリー」にソフトウェア版の「Blue Coat ProxySG Virtual Appliances(ProxySGVA)」を追加、3月31日より提供開始すると発表した。

 ラインアップは、10ユーザー向け「ProxySGVA-5」および50ユーザー向け「ProxySGVA-10」、125ユーザー向け「ProxySGVA-15」、300ユーザー向け「ProxySGVA-20」の4モデル。価格はいずれもオープンとする。

 同社では主に支店やリモートオフィスにおける仮想化環境での利用を想定。ProxySGVAはMicrosoft Windows Server 2008などの業界標準サーバ上で動作し、各支店のITインフラを統合することで、ネットワークの柔軟性を最大限に確保しながら、運用コストの低減が可能だとする。

 加えて、VMware vSphere(ESX 3.5)を標準搭載したサーバ上でも動作するため、導入から統合まで間断ない運用が可能だという。VMware vSphereは、Windows ServerやDNS、DHCP、ローカルプリントサービス、認証、UTM(統合脅威管理)などのネットワーク機能をフルサポートし、一連のアプリケーション動作を中断することなく、高いパフォーマンスを維持する。

 また同社では、デルのPowerEdgeサーバ上で、互換性を検証したという。

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ProxySGVAのコスト削減効果

 マネージング・ディレクターのマット・ベネット氏は「VMwareの仮想環境上にサーバ、ProxySGVAを統合したことで、多くのアプリケーション制御、柔軟性確保、コスト低減といった、要望に応えられる」と同製品投入の狙いを語る。

 ProxySGVAは、従来のハードウェア版アプライアンスと同様にデータセンターに集約された企業アプリケーション、および支店からのファイルへのアクセス、電子メールなどの転送処理を加速化する。社内ホストやクラウド型のSharePoint Server、Exchange Server 2003および2007のほか、SSL暗号化された通信上でのWebベースアプリケーションなどに対応。ストリーミングやライブ、オンデマンドのビデオ配信といった最新技術の最適化も図れる。

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