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セキュアヴェイルが仮想化の運用実態を監視できる新サービス、限定100社で無償提供もNEWS

VMware ESX/ESXi上に専用モジュールをインストールすることで、物理OSおよび各ゲストOSが占めるCPU、メモリ、HDD使用量などをWebブラウザ上でリアルタイムに監視できる。

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 セキュリティシステムの設計や構築、運用監視、ログ分析関連の製品を扱うセキュアヴェイルは8月3日、仮想環境におけるサーバの運用状況を可視化する新サービス「Virtual Aid」を発表した。同日より先着100社限定の永久無償版を公開し、9月1日より本サービスを開始する。

 VMware ESXまたはVMware ESXi上に専用モジュールをインストールすることで、物理OSおよび各ゲストOSが使用しているCPU、メモリ、HDD容量などをWebブラウザ上で監視できる。仮想化に伴う運用管理の負荷を軽減できるほか、「見えにくい仮想化の実態検証」が可能になるという。

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「Virtual Aid」の監視画面《クリックで拡大》

 サーバ仮想化は、運用コスト削減と業務簡素化の手段として注目されている一方で、共有ストレージやメモリが期待した通りのパフォーマンスを発揮していないという懸念がある。それにはソフトウェアライセンスの問題や管理の煩雑さ(運用管理に特別なスキルが必要)が要因として挙げられるが、同社ではそうしたリスクに対し、「リソースのモニタリング」という予備処置を推奨している。

 同社によると、VMwareのリソースを可視化するツールは他社からも提供されているが、いずれも高価で、導入、運用の負担が大きいという。一方でVirtual Aidは、管理対象を最小限に抑え、かつ提供形態をクラウド型(SaaS提供)にしているため、中堅・中小企業でも容易に活用できるものにしたという。

 100社限定の永久無償版と有償版の比較は以下の通り。同社では「まずは無償版からでも使用いただき、見えにくい、検証しにくい仮想化の悩みを解決してほしい」としている。

サービス内容 Virtual Aid(無償版) Virtual Aid NetStare for SaaS(有償版)
仮想サーバのリソースモニタ
専用ポータルサイト
障害時/危険時のアラート通知 ×
ネットワーク機器の監視 ×
そのほかサーバ監視 ×
価格 無料 月額1万円から

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