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なりすましによる情報漏えいが多発、原因は「パスワード管理の不備」:ログ監視による侵入検知も免れる
情報漏えいの半数以上は、デフォルトや推測されやすいパスワードの利用、ログイン情報の盗難が原因――。2011年に発生した情報漏えい事例90件の調査で明らかになった結果だ。
2011年に起きた情報流出の大部分はパスワード管理の甘さを突いたハッキングと自動化された攻撃に起因して発生し、多くの企業が不正侵入を検知できていなかった──。米Verizon Communicationsの情報流出に関する調査報告書から、そんな実態が浮き彫りになった。
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