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【市場動向】マイナス成長が見込まれるPACS市場 今後は遠隔読影などに期待:PACS(医用画像システム)市場調査リポート
各種撮影装置の画像データを管理するPACS(医用画像管理システム)。地域医療連携や遠隔診断などでその利用シーンの広がりが予想される。市場調査を基にその現状や今後の動向予測などを紹介する。
シード・プランニングは2012年2月、市場調査リポート『2011-2012年版 電子カルテの市場動向調査 −電子カルテ/PACS市場規模予測とシェア動向』を発表した。このリポートは電子カルテシステム(病院向け、診療所向け、歯科向け)とPACS(医用画像管理システム)の市場動向を調査し、2015年までの市場規模を予測したものだ。本稿では、病院・診療所向けPACS市場の調査結果を基にその市場規模や導入状況を紹介し、今後の動向を考察する。
市場調査記事
- 病院向け電子カルテ市場、2016年に1137億円規模 中規模病院の伸びに期待
- 診療所向け電子カルテ市場、2016年には139億円規模まで拡大
- 前年比2倍以上の普及率、レセプト請求オンライン化の現状
- 医療再生を支援する地域医療連携システム、2020年の市場規模は240億円
マイナス成長のPACS市場
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