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IFRS任意適用拡大を目指す経団連、事例集を公表NEWS

経団連の検討会が、IFRS適用に向けた課題や解決策を整理した文書を公表した。任意適用拡大を目指す経団連の姿勢が垣間見える。

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 日本経済団体連合会(経団連)は6月10日、IFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)を任意適用している、または検討している企業がまとめた「IFRS任意適用に関する実務対応参考事例」を公表した。IFRSに対する各社の対応の他、各社がIFRSをどう考えているかが分かる資料。経団連は、今後IFRS任意適用企業が増えると予想される中で「各企業における今後の任意適用の検討に向けた参考」になるとしている。

 参考事例をまとめたのは2012年8月に設立された「IFRS実務対応検討会」。参考事例は以下の4つのパートに分かれる。

  1. IFRS適用の意義と課題
  2. 有形固定資産の減価償却方法及び耐用年数
  3. 開発費の資産計上
  4. 連結の範囲・決算報告期間の統一

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