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iOSとAndroid、どちらが強固? 4大モバイルOSのセキュリティ機能を徹底比較モバイルOSのセキュリティ機能比較表をダウンロード可能

スマートデバイスの企業利用で重要なセキュリティ対策。OSや端末に備わる標準機能で、どこまで企業ユースに耐えるセキュリティを確保できるのか。比較表で検証する。

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 モバイルデバイス管理(MDM)の技術的な要件には、ビジネスでのモバイル活用のニーズを満たし、かつリスクを軽減する対策の有無を含める必要がある。

 モバイル活用に関連する重大なビジネスリスクには、次のようなものがある。

  • デバイスの紛失や盗難によるビジネスデータ、ネットワーク、アプリケーションへの承認されていないアクセス
  • モバイルデバイスが一時的にでも不適切な人の手に渡った場合の機密情報の漏えい
  • 企業資産への侵入や攻撃のベクトルとなる侵害されたデバイス
  • 法規制のコンプライアンスを証明するためのアクティビティとセキュリティ体制に関する不十分な可視性

 幸いなことに、こうしたリスクには、モバイルデバイスが備えるセキュリティ制御機能の使用を義務付けることで対処できる。ただし、利用可能な機能は、モバイルデバイスの種類やOS、メーカー、モデルによって異なる。モバイル活用を評価するときには、職場で使用されている全デバイス、MDMポリシーで許可されている全デバイスが引き起こすリスクを取り上げる必要がある。

主要モバイルOSのセキュリティ機能を整理する

 多くの場合、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスでは、米Appleの「iOS」、米Googleの「Android」、カナダBlackBerryの「BlackBerry OS」、米Microsoftの「Windows Phone」のいずれかのモバイルOSが実行されている。

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