特集/連載
スマートフォン医療で病院の「待ち時間ゼロ」が現実に:モバイルヘルスがERの滞在時間を短縮する
医師が患者に関する情報を早期に把握できるようになれば、治療と診断の迅速化につながる。その実現のために、医療機関に普及しつつあるモバイルデバイスは有効な手段となる。
緊急救命室に運び込まれて、これからどのような治療が施されるのか分からない患者にとって、数分という時間は数時間もの長さに感じられることがある。入室から治療までの時間を短縮することは、最も簡単に医療の品質を上げる方法だ。特に救急治療が必要な患者にとって、その効果は大きい。
モバイルヘルスデバイスを導入すると、瞬時にデータを送受信できるようになる。緊急救命治療室の滞在時間を短縮する方法を模索している病院にとって、モバイルデバイスは問題を解決する選択肢となるかもしれない。
関連記事
- 動き始めた「スマートフォン医療」 手のひらを医療現場に
- “モバイル医師”が健康管理の主役に 進む医療分野のデバイス活用
- 「3時間待ちの3分診療」 待合室の混雑をIT化で緩和する方法
- 医療現場でiPadが好まれる5つの理由
モバイルが患者の不満解決の手段に
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.