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知らないともったいない、「Windowsコマンドライン」をセキュリティ対策に使う方法「PowerShell」の使えるコマンドも紹介

Windowsには、セキュリティ対策に役立つコマンドラインツールが充実している。「Windows PowerShell」の基本的な使い方を含め、こうしたツールを使ったセキュリティ対策の進め方を示す。

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 セキュリティインシデント(事象)発生後の組織的な対応であるインシデントレスポンスは、企業の情報セキュリティプログラムにおいて重要な役割を担っている。セキュリティインシデントの原因となることが往々にしてあるのが、企業環境で最も普及しているOSである米Microsoftの「Windows」だ。Windowsが危険にさらされているかどうかを検出することは、インシデントレスポンスにおいて重要な作業になる。

 ここ数年、Windowsのインシデントレスポンスの基本は変化していない。だが企業のインシデントレスポンス計画に組み込むことができる多数の新しいツールと技法が誕生している。こうしたツールの多くはサードパーティーから提供されており、デフォルトではWindowsにインストールされていない。

 ここで注意事項が1つある。それは、サードパーティーのセキュリティツールやフォレンジックツールを装った悪意のあるツールが少なくないことだ。そのため、標準的なインシデントレスポンスのツールキットを使用するのが最も安全で簡単かもしれない。

 本稿では、Windowsに搭載されている新しいコマンドラインツールの関数と、クライアントPCが危険にさらされているかどうかをIT管理者とセキュリティ管理者が判断するのに役立つツールを紹介する。また、危険にさらされていることが判明した場合に使用できる技法とヒントも取り上げる。

PCが危険にさらされているかどうかを判断する

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