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次に選ばれるモバイル端末は何? 購入動向調査で分かったユーザーのこだわり:「2-in-1端末」、2015年に2割が導入へ
企業のIT部門はスマートフォンやタブレットを購入する際に何を重視しているのか。「2-in-1端末」の人気は高まるのか? 米TechTargetが実施したモバイル端末購入に関する調査結果から探る。
モバイル端末の業務利用が注目を浴びる中、企業のIT部門は、管理性やセキュリティ、コスト、従業員の生産性向上ニーズのバランスを取るという難問に直面している。IT担当者がこれらのうちどれを重視するかによって、モバイル端末の購入条件は変わってくる。
米TechTargetが最近実施したアンケート調査に寄せられたIT担当者747人の回答からは、企業のモバイル端末購入に関する傾向が見えてきた。
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モバイル投資動向を徹底図解
アンケートの結果を見ると、コスト重視のIT担当者と管理性重視のIT担当者では、スマートフォン購入の動機に明確な違いがある(図1)。
タブレットについては、初めて購入する場合と買い替えの場合では、購入の決め手が異なることも分かった(図2)。
ノートPCとタブレットのコンバーチブルタイプである「2-in-1端末」やエンタープライズモバイル管理(EMM)は、市場ではまだ熟していないようだ(図3、図4)。
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