なぜ「ThinkPad Xシリーズ」はビジネスで選ばれ続けるモバイルノートPCなのか?:先進の「X1 Carbon」と王道の「X250」
処理性能、使い勝手、堅牢性、薄型軽量、長時間バッテリー駆動、セキュリティ――ビジネスモバイルノートPCにはさまざまな要素が求められるが、これらを高次元に満たすモデルと言えば、レノボ・ジャパンの「ThinkPad X」シリーズが有力候補に挙げられる。
歴史と伝統に裏打ちされたThinkPadのモバイルノートPCライン
ビジネスノートPCと聞いて、レノボ・ジャパンの「ThinkPad」を思い浮かべる方は少なくないだろう。1992年に発売された「ThinkPad 700C」を皮切りに、20年以上も継続して信頼性の高いノートPCを世に送り出してきた歴史があるからだ。クライアントPCの定番として数多くの企業が導入し、幅広いビジネスシーンで活躍してきた豊富な実績もある。
その製品ラインアップにおいて、最もモビリティ(携帯性)を重視したのが、「ThinkPad X」シリーズだ。ThinkPadで特に高く評価されている堅牢性や優れた入力環境、PCとしての基本性能、そして高度なセキュリティ機能を備えていながら、小型または薄型、軽量のボディ、長時間のバッテリー駆動時間といったモビリティ要素も有しており、長年培ってきた技術やノウハウが凝縮されている。
今回はそのフラッグシップモデルとなる14型の「ThinkPad X1 Carbon」と、ハイパフォーマンスモデルに位置付けられる12.5型の「ThinkPad X250」に注目し、これらがいかに業務効率アップに貢献しうるノートPCなのか、その実力をチェックしていく。
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