VDI導入の課題を突き破る、とっておきの秘策:I/Oボトルネック解決の最適解とは?
VDI(仮想デスクトップインフラ)が再び注目を集めている。しかし、VDI導入に当たってはさまざまな課題が存在する。課題を整理するとともに最適な導入方法を探る。
数年前、VDI(仮想デスクトップ)がセキュリティ対策と管理の効率化を目的に注目された。しかし、実際に導入してみると大幅なコストアップになったり、導入効果も見えにくかったりと期待はずれの声も上がっていた。
しかし、従業員のワークスタイルの変革や生産性向上への要求、スマートデバイスの急速な普及、さらには標的型攻撃やシャドーIT(外部のクラウドサービスなどを事業部門が勝手に導入してしまうこと)などによる新たな情報漏えい対策の必要性から、再びVDIへの関心が高まっている。
IT専門調査会社IDC Japanが2015年2月に発表した分析結果(注)では、「クライアント仮想化製品導入のROI(投資対効果)は439.4%、投資回収期間は10.2カ月となり、投資に対して4倍以上の効果が得られ、1年未満で投資コストが回収可能になっている」という。VDIが重要なIT施策と考える企業が増えている実態が明らかになった。
注 出典:IDC Japanプレスリリース「国内クライアント仮想化市場 ROI分析調査結果を発表」(2015年2月16日)
だが、実際にVDI導入に当たっては、さまざまなリスクをはらんでいる。本稿では、VDIの課題をあらためて確認するとともに、最適な導入方法を探る。また、最新のクラウド型VDIサービスと、それを支えるオールフラッシュストレージ基盤の革新性も紹介する。
提供:EMCジャパン株式会社、新日鉄住金ソリューションズ株式会社
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