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電子カルテ導入で医師が楽になるケース、ならないケース:【連載コラム】医療ITの現場から
業務の効率化を期待して進める診療所のIT化。しかし、思ったほど効果がなかったり、かえって負担が増えてしまったりすることもある。医師が楽になるケースとならないケースの実例を紹介する。
メディプラザで「電子カルテのクラーク運用」を支援するサービスを開始して以降、電子カルテや診療予約システム、医用画像管理システム(PACS)などIT化が進んでいる診療所に訪問する機会が多くなりました。
診療所がIT化を進める際、業務の効率化を期待します。しかし、実際に導入してみると思ったほど効果がなかったり、かえって負担が増えてしまったりといったケースもあるようです。そこで今回は、医師が楽になるケースとならないケースを、それぞれの現場の声を基に考えていくことにします。
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