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地域包括ケアシステムにおけるIT選定6つのポイント【連載コラム】医療ITの現場から(1/2 ページ)

地域包括ケアにおいて中心的な役割を担うITシステムである「地域連携システム」や「多職種間連携システム」。製品ごとの違いが分かりにくく選定が難しいこともある。選定ポイントを紹介する。

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診療/介護報酬改定に現れた明確な意図

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厚生労働省がイメージした2025年の医療・介護の連携モデル(TechTagetジャパン「医療・介護の未来予想図 2025年の医療ITは?」より)《クリックで拡大》

 2014年度診療報酬改定では、重点課題の中に以下の3項目が提示されました。

  1. 医療機関の機能分化・強化と連携
  2. 在宅医療の実質的充実
  3. 維持期リハビリの介護への移行

 また、翌2015年度の介護報酬改定の基本視点には、以下の3テーマが盛り込まれました。

  1. 中重症度の要介護者や認知症高齢者への対応の強化
  2. 活動と参加に焦点を当てたリハビリテーションの推進
  3. みとり期における対応の充実

 この連続した2つの改定は、高齢者が人生の最期まで、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けるための「地域包括ケアシステムの推進」という明確な目的に基づいたものであり、医療と介護の「連携」という考え方を強く打ち出しています。

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