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「Docker」向けハイパーコンバージドインフラ登場、その機能とは?:永続ストレージサービスを統合
スタートアップ企業の米Rancher Labsはアプリケーション開発者に新しい永続ストレージサービスとハイパーコンバージドインフラを提供。「Docker」コンテナ向けソリューションを拡充する。
米Rancher Labsは先頃、「Docker」コンテナ向けのハイパーコンバージド(超垂直統合型)インフラプラットフォーム「Hyper-Converged Infrastructure for Containers」を発表した。同社のOSと新しい永続ストレージサービス「Persistent Storage Services for Docker」を統合したプラットフォームによって、開発者はコンテナ化したアプリケーションにストレージを配備できるようになる。
Rancher LabsはDockerコンテナを実行するための「Linux」ベースの軽量OS「RancherOS」の開発元であり、2015年夏には1000万ドルの資金調達を発表している。Rancher Labsのスタックには永続ストレージサービスの他、Dockerコンテナの管理ツール「Rancher」も含まれる。
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