特集/連載
技術オタクだけが知っている「ブロックチェーン」の可能性、“スマート契約”とは?:負け組にならないための新技術(1/2 ページ)
ビットコインの基盤として使われている「ブロックチェーン」技術だが、金融業界と法務処理の形を大きく変える可能性があるという。
「現在、全世界の企業で研究開発が進められている革新技術は、10年後に人々の生活と企業の経営に巨大な変化をもたらし、グローバル経済の様相を一変させるだろう」。米国務長官時代のヒラリー・クリントン氏のイノベーションアドバイザーを務めたアレック・ロス氏は、このように語る。ロス氏は自身の最近の著書「The Industries of the Future」(未来の産業)の中で自説を展開している。
ロス氏によると、10年後には、下記の作業をロボットが担うようになるという。
- 高齢者の世話
- タクシー配車サービス「Uber」のドライバー役
- ガン治療のための体内での放射線照射
- 大腸内視鏡検査を受ける患者への鎮静剤の自動投与
自動化によって多くの仕事が失われるが、その一方で新たな仕事と経済的な価値が生み出される。
併せて読みたいお勧め記事
2016年注目のIT動向
- 2020年代は「ロボットが人間に命令する時代」、最も影響を受ける人は?
- 2016年以降も影響を持ち続ける“決定的なITトレンド” 10選
- 2016年市場予測、スマートフォンは「コンパニオン」になる?
- iPhone、Android、Windowsをどう管理? 2016年のEMM動向を探る
- 何はともあれ「セキュリティ」、2016年のIT投資調査が“やっぱり”な結果に
- 科学オタク納得の“未来を変える12の技術”
ビットコイン関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.