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徹底レビュー:iPhoneファンも欲しがる「Samsung Galaxy S7 edge」に死角はない?その価格に見合う実力を備えているか(5/5 ページ)

かつてiPhoneに対抗しうる数少ないAndroidスマートフォンだったGalaxyシリーズに最新モデルが登場した。そのシェアは絶対的ではなくなったものの高い処理能力と個性的なデザインは健在だ。その実力を確かめてみる。

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結論

 Galaxy S7 edgeは高機能なスマートフォンだ。トップクラスの処理能力、鮮やかな色彩を表示するディスプレイ、個性的なデザイン、F値1.7のレンズを採用した暗所撮影に強いカメラを備えている。microSDスロットと防水性能が復活したことで、実用性も向上した。最高レベルのスペックを備えたことで、技術の進化が速いスマートフォン市場でも、しばらくは時代遅れにならないだろう。新機能のゲームランチャーとAlways On Displayについても同じことがいえる。

 ただ、Galaxyの歴代モデルで見られていた改良はなされていない。さらに問題なのは、Galaxy S7 edgeの価格が約750〜800ドルであることだ。キャリアによって価格は異なり、米国で販売しているVerizonモデルの価格は792ドルだった。スペックがほぼ同じGalaxy S7の価格は約100ドル安い。また、Glaxy S7 edgeの半額以下で購入可能なHuawei Technologies、Motorola、ZTE、OnePlusが販売しているAndroidスマートフォンもミドルレンジモデルの性能が向上しており、ハイエンドモデルとの差が縮まっている。

 スマートフォンの購入に関する一般的なアドバイスは、Galaxy S7 edgeにも当てはまる。1つ前の世代のGalaxy S6は、もう1年は現役として十分使えるだろう。Galaxy S6、Galaxy S6 edge、Galaxy S6 edge+は、いまでも高い処理能力を維持している。Samsung ElectronicsがGalaxy edgeシリーズをアップデートして、幾つかの新しい機能を導入する可能性は高い。ゲームランチャーとAlways On Displayもその対象になるかもしれない。他の機種から乗り換える可能性がある場合は、数百ドル節約できる代わりに、カメラのシャッター速度が遅くて、デザインが古臭いスマートフォンを受け入れることがでkkるかが、購入するか否かの分かれ目になるだろう。

長所

  • 圧倒的に魅力的なスマートフォンのデザイン
  • 市場に出回っているの中で最高のスマートフォン
  • 非常に美しいディスプレイ
  • 市場をリードするパフォーマンス

短所

  • 滑りやすいガラスと金属製の本体
  • 細心の注意が必要な指紋センサー
  • 要改善レベルの新しいエッジとディスプレイの機能

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