米国の軍用規格を満たす構造品質
徹底レビュー:「ThinkPad X260」、ビジネスPCの定番が万人にオススメの理由(1/4 ページ)
「ThinkPad X260」は、耐久性やパフォーマンス、携帯性に優れたクライアントPCだ。どのようにして、これらの特性が盛り込まれているかその秘密を探る。
Lenovoの「ThinkPad X260」は移動の多いビジネスパーソンに最適なクライアントPCである。長所がバランス良く随所にちりばめられている。
優れたビジネスクライアントPCは6つの特性を備えている。その6つの特性とは
- 耐久性と携帯性の両方を兼ね備えている
- バッテリーの持続時間が優れている
- パフォーマンスが高い
- 十分な端子と入力が用意されている
- 安全である
- 入力時の生産的な操作性が約束されている
というものである。
ThinkPadがビジネスクライアントPCの代名詞の1つとなっているが、その理由はこの6つの特性を全て満たしているからである。ThinkPad X260も下記を搭載し、6つの特性を満たしている。
- 薄型で高速応答のクライアントPC「Ultrabook」のデザイン
- 交換可能なバッテリー
- Intelの「Intel Core i」プロセッサ
- 充実した端子
- オプションの指紋センサー
- QWERTYキーボード
なぜLenovoは、これらのパーツを統合して企業で重宝される魅力的なデバイスを作ることができたのだろうか。本稿では、それを検証したい。
併せて読みたいお薦め記事
これまでの「ThinkPadシリーズ」
- Surface Proユーザーの嫉妬が怖い? 「ThinkPad X1 Tablet」に熱視線が集まるワケ
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気になる他のクライアントPC
構造とデザイン
ThinkPad X260は、ビジネス用途に適した外観をしている。寸法は305.5×208.5×19.9~20.3ミリ(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.43~5キロだ。ゴム仕上げの筐体には薄いテクスチャが施されており、汚れや指紋、擦り傷をうまく防いでいる。グリップも強力で非常に軽量だ。またLenovoによると、この仕様がThinkPad X260が米国国防総省の軍用規格「MIL-STD-810G」に準拠するのに一役買っているという。つまりThinkPad X260は、標準的なクライアントPCでは致命的となるような厳しい状況にも耐えられる。具体的には、圧力や衝撃、温度、粉じん、湿度などだ。
エッジは非常に硬い。そのため、ディスプレイの柔軟性を制限するが、内蔵パーツを保護するケージの役割を果たす。これはもう1つの保護対策となるだろう。この仕様により、ThinkPad X260のキーボードの上に、ペンなどの小さいものを置いた状態でディスプレイを閉じた場合にも、多少の弾力性が確保される。
2つのディスプレイヒンジも丈夫な作りになっており、ThinkPad X260は180度開くことができる。この仕様はディスプレイのカバーを開きすぎることで生じる損傷を軽減するのに役立つ。
ThinkPad X260は、Ultrabookとして売り出されている。だが現在市場に出回っているIntelの「Intel Core M」搭載の2-in-1デバイスと比較すると、かなり厚みがある。とはいうものの、合理的な基準に照らした場合、ThinkPad X260は会議室間の移動時に持ち運んだり、機内持ち込み用バッグに入れたりするのに問題はないだろう。
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