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HCIよりもコンバージドインフラが生きる企業の特徴とはその安定した性能に信頼を寄せる企業多数(2/2 ページ)

コンバージドインフラを、ハイパーコンバージドインフラとクラウドコンピューティングが取って代ろうとしている。だが、コンバージドインフラは今でも堅牢で有益なプラットフォームだ。

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まだ現役のコンバージドインフラ

 しかし、採用例の減少がコンバージドインフラの終わりを予言するわけではない。多くの企業は、安定しているアジャイルな運用環境としてコンバージドインフラを選んでいる。そして、買収によって得た資産を統合するためにもコンバージドインフラを活用している。「大半のIT部門にとって、コンバージドインフラは依然として非常に有効なプラットフォームである」(クリステンセン氏)

 Cisco Systems(以下、Cisco)とNetAppが共同開発した「FlexPod」プラットフォームは、コンバージドインフラの導入を増やしている一例だ。このプラットフォームにより、オールフラッシュアレイのサポートが増加しているとシェパード氏は語る。CiscoとNetAppは、20万ドル以下の小規模な環境に適したローエンドのコンバージドインフラに注力している。「FSA One Frameworks」は、Cisco、NetApp、Avnetのパートナーシップによって誕生したソリューションだ。共通の構成に基づいてラックとサービスを組み合わせるもので、FlexPodのインストール簡略化に貢献している。

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