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基礎から分かる、企業システムに求められるバックアップ5カ条製品選定前に読んでおきたい基礎技術 バックアップ編【第2回】(2/2 ページ)

企業システムで求められるバックアップ要件を基に、バックアップの種類や手法、格納先、そして仮想環境のバックアップ方法について解説する。

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4.バックアップデータの格納先

 続いてバックアップしたデータの格納先について説明する。バックアップデータの保存先はバックアップ取得元とは異なる環境(影響を受けない環境)へ保存することが大前提となる。バックアップしたデータを取得元のサーバに保存すると、そのサーバが壊れてしまった場合にバックアップデータもロストしてしまう可能性が高いからだ。これではせっかくバックアップしたデータが有事の際に利用できなくなってしまい、バックアップを取得した意味がなくなる。

 バックアップの格納先はさまざまだが、今日のITシステム環境においては次の格納先が主力になっている。

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