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Apple元CEOが挑戦するクラウドシステム 米国の高額医療費問題は解決できるか特選プレミアムコンテンツガイド

かつてAppleとPepsiCoのCEOを歴任したジョン・スカリー氏は、クラウドベースの薬剤管理システムベンダーを設立した。米国の医療制度にまつわる高額医療費問題を、スカリー氏はITでどのように解決しようとしているのか。

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Apple元CEOが挑戦するクラウドシステム 米国の高額医療費問題は解決できるか

 米国の医療制度で代表的な問題の1つは、医療費が非常に高額なことだ。例えば長期的なケアが必要な複数の疾患を抱える患者は、6〜7人の専門医から処方箋をもらい、1日に最大15種類の薬を摂取しているという。米国の医療制度においては、保険会社ごとに保険支払い対象の医薬品が定められている。保険会社が指定した品目以外の薬剤を処方する場合は自己負担額が高額になり、保険会社の事前の承諾が必要になる(これを事前承諾薬と呼ぶ)。だから患者は時に、薬剤を手頃な価格で入手するため手間を掛けて薬剤を個人輸入することがある。

 かつてAppleとPepsiCoのCEOを歴任したジョン・スカリー氏は、クラウドベースの薬剤管理システムベンダーRxAdvanceを設立投資して、副会長を務めている。スカリー氏は、前述のような米国の医療制度にまつわる高額医療費問題を、ITでどのように解決しようとしているのだろうか。薬局ITの最前線を紹介する。

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