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脱「Excel」を担う“4強”スプレッドシートアプリケーション:特筆すべきは「Thinkfree Office」
「Microsoft Excel」は広く普及しているが、「Googleスプレッドシート」や「ThinkFree Office」など、利用できるスプレッドシートアプリケーションは他にもある。
「Microsoft Excel」が企業で使われるスプレッドシートの絶対王者だとしても、それだけが選択肢というわけではない。
Excelの代わりとして最も有名で広く使われているのは、オンラインスプレッドシートアプリケーションの「Googleスプレッドシート」だろう。同アプリケーションは、最新版のExcelほど強力ではないとしても、最もよく使われている機能の多くを備えている。Googleスプレッドシートは見た目や使い心地もExcelにかなり似ている。Excelを使った経験があれば、抵抗なくなじめるだろう。
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進化するMicrosoft Office
Googleスプレッドシート以外にもフリーウェアの「LibreOffice Calc」がある。LibreOfficeスイートに含まれるCalcは、フル機能を備えたスプレッドシートアプリケーションだ。Calcのアップデートは定期的に行われており、バージョン5.3では、いわゆる「数式内でのワイルドカード文字を有効にする」オプションがデフォルトで有効になっている。この機能によって膨大な量のテキスト検索が可能になり、他のスプレッドシートアプリケーションとの互換性が改善される。最新バージョンには、セルの新しいスタイルや、ピボットテーブルの中央値を求める関数も含まれている。
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