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SaaS版とパッケージ版の「Microsoft Office」、比較して分かる4つの違いとはクラウド時代のオフィススイート選定術【第2回】(1/3 ページ)

長らくオフィススイート市場のデファクトスタンダードであり続けている「Microsoft Office」。2011年に登場したSaaS版は、以前からのパッケージ版と何が違うのだろうか。

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Office 365は多様なデバイスでさまざまなソフトウェアが使える
Office 365は多様なデバイスでさまざまなソフトウェアが使える《クリックで拡大》

 長らくオフィススイート市場は、Microsoftの「Microsoft Office」がデファクトスタンダードとなってきた。その勢力図がクラウドによって大きく変わろうとしている。本連載の第2回ではMicrosoft Officeの製品の違いという観点で、パッケージ版のMicrosoft OfficeとSaaS(Software as a Service)版のMicrosoft Officeの違いを中心に解説する。

Microsoft Officeとは何なのか?

 本連載の第1回「世の中は『Microsoft Office』だけではない クラウドで変わるオフィススイート勢力図」で解説した通り、現在でもオフィススイート分野でMicrosoft Officeのシェアは大きい。

 パッケージ版とSaaS版の違いを説明する前に、あらためて、Microsoft Officeの歴史を振り返っていこう。

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