「HP Stream 11」は単なる低価格PCではない、199ドルノートPCを使い倒す:同価格帯では目立つ存在(1/2 ページ)
Hewlett Packard(HP)の「HP Stream 11」は、耐久性のあるコンパクトなデザイン、手堅いパフォーマンス、優秀なキーボードを備えている。手頃な価格の製品を求めるユーザー向けに用意された持ち運び用ノートPCだ。
価格が手頃で、機能するノートPCが取りあえず必要という場合もあるだろう。こうした用途に適しているのがHP Stream 11だ。機能やスペックは最先端のものではない。だが、Microsoftの「Windows 10」を実行するカラフルでコンパクトな11.6型のこのノートPCには、199.99ドル(HP直販サイトの価格)という魅力的な価格が設定されている。オーディオは優秀で、キーボードの使い心地もよい。さらに、頑丈な構造も備えるHP Stream 11は、数ある低価格ノートPCの中でもひときわ目立つ存在だ。
構造とデザイン
HP Stream 11は実にうまく構成されていると感じる。これはうれしい驚きだ。安価なデバイスは、多少の我慢を覚悟する部分があるのが一般だ。構造品質もその1つだ。だが、HP Stream 11については頑丈な印象を受ける。キーボードは少し曲がりやすいが、端末本体とヒンジは圧力をかけてもほとんど影響を感じさせない。出張や毎日の通学に持ち歩いても十分耐えられるだろう。
HP Stream 11は、使い心地がよいだけではなく、見栄えも素晴らしい。端末本体の明るくて鮮やかな青色が特徴だ。この華やかで強烈な色はTechTarget編集部には好評だった。これは競合他社のノートPCと差別化する方法としても面白く、ちょっと変わった製品を求めるユーザーにとっては秀逸な選択肢になる。水平方向のしま模様が隆起するカバーの手触りも良い。角は丸みを帯び、円形の黒いHPロゴと背後の生き生きとした華やかな色が美しいコントラストを生み出している。
HP Stream 11の本体サイズは約300(幅)×205(奥行き)×18(高さ)ミリで、重さは約1.17キロだ。コンパクトで、楽々と持ち歩くことができる。2014年にリリースされた前モデルが約1.26キロだったことを踏まえると、大幅な軽量化が実現されている。
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