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クラウドファースト時代、プライベートクラウドへの投資はいまだ健在:「クラウドアーキテクト」を目指す人々へ(2/2 ページ)
自社のクラウド計画を構成する技術と管理の詳細を具体化しようと、多くのITプロフェッショナルが「Gartner Catalyst Conference」に集った。
プライベートにまつわる問題
規模の大小を問わず、パブリッククラウド(特にAWS、Microsoft「Microsoft Azure」、Googleの「Google Cloud Platform」)に移行しようとしている企業に注目が集まる中、Gartnerのアナリスト、アラン・ウェイト氏はプライベートクラウドを取り上げ、「プライベートクラウドは消滅するのではないか」いう出席者の疑念を払拭(ふっしょく)した。
同氏はプライベートクラウドの実装に関するGartnerの調査を引用し、アプリケーションのクラウド移行を計画している組織の40%が、2020年までにパブリッククラウドインフラを使用する考えがあり、残りの60%は、データセンター内に構築した社内プライベートクラウドや、外部プロバイダーが運営する外部サーバのプライベートクラウドにアプリケーションを移行する考えがあることを示した。
「ワークロードをプライベートクラウドに移動すれば、セキュリティ、規制順守、パフォーマンスの点で非常にメリットがある。それは、恐らく遅延が許されないため、ワークロード同士が近くにある必要があるからだ」(ウェイト氏)
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