AWSで最も使用されているOS&データベース、Docker導入率は?:Sumo Logicレポートに見るクラウド市場のトレンド
マシンデータ分析プラットフォームベンダーのSumo Logicが、クラウド市場の縮図ともいえるレポートを発表した。この統計データから、クラウド市場の一端がうかがえる。
2017年現在、サービスベースのアプリケーション、データストレージ&データ分析などのクラウドコンピューティングモデル用アプリケーション開発アーキテクチャ、アルゴリズム、アプリケーションの構築が始まっている。
Computer Weekly日本語版 11月1日号無料ダウンロード
本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 11月1日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。
なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。
モダンアプリケーションの現状
今回は、Sumo Logicが作成したレポートを紹介する。同社は、クラウドネイティブのマシンデータ分析プラットフォームで知られる企業だ。このプラットフォームは、常時接続されるクラウドの世界で提唱される「継続的インテリジェンス」を目的に設計されたものだ。
同社のレポート「クラウドにおけるモダンアプリケーションの現状」は、同社のマシンデータ分析プラットフォームを使用する1500社の匿名データに基づいている。
Sumo Logicで製品マーケティング部門のバイスプレジデントを務めるカリヤーン・ラマナサン氏は次のように語る。「今日の企業は、『モダンアーキテクチャ』を土台にサービスを構築しようと奮闘している。モダンアーキテクチャとは、新しい層、テクノロジー、マイクロサービスを備えたアプリケーションスタックを指す。通常は『Amazon Web Services』(AWS)、『Microsoft Azure』『Google Cloud Platform』のようなクラウドプラットフォームで実行される」
レポートの主な調査結果
Sumo Logicのレポートから、現在のクラウド市場の姿が浮き彫りとなる。何が多く使われ、何が増えているのか。ユーザー企業は何を課題としているのか。以下に同社レポートの要点をまとめた。
Linuxが全てのクラウドプラットフォームに適した選択肢になっている
- AWSで運用されているOSは「Linux」が圧倒的に多い
- AzureにおけるLinuxの使用率も、4%(2016年)から12%(2017年)に増えている
コンテナがかつてないほど成長している
続きはComputer Weekly日本語版 11月1日号にて
本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。
■Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー
Computer Weekly日本語版 10月18日号 次世代のワイヤレスネットワーク
Computer Weekly日本語版 10月4日号 Office 365を安く導入する方法
Computer Weekly日本語版 9月20日号 なぜ暗号通貨は主流にならないのか
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.