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もうデータベースアップグレードは怖くない 簡単、省コストにテストする方法とは:「12c」に向けた最大の関門も、楽々突破
「12c R2」の登場で、Oracle Database環境のアップグレードを検討する企業は多いだろう。その際の大きな課題は、DBのテストだ。効率的で省コストに行う方法を解説する。
2017年初頭、待望の「Oracle Database 12c Release 2(以下、12c R2)」がリリースされた。“クラウドファースト”の公約通り、まずはOracle DatabaseのPaaS(Platform as a Service)である「Oracle Database Cloud Service」で公開され、その後Oracle Cloudの各サービスで順次リリースされ、オンプレミス向けの提供もされている。この12c R2のリリースを機に、いよいよ自社のOracle Database環境を12cにアップグレードしようと考えている担当者は多いだろう。
ただし、データベースアップグレードでは、現行環境からアップデート後の新環境に移行した際、実行計画の変更により性能が低下するSQLや、新バージョンではエラーとなるSQLなどを見つけて修正するためのテストやチューニングの作業が不可欠となる。この作業にかかる手間やコストがデータベースアップグレードの大きな“壁”になっていると感じている方もいるかもしれない。
本稿では、バージョンアップのためのテストを効率的かつ簡単に行う方法を解説する。
※本稿は、@ITからの転載記事です。
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