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バックアップ用途だからこそフラッシュストレージが輝く理由:IT部門の“クラウドベンダー化”にも貢献(2/2 ページ)
フラッシュストレージの導入効果を引き出せるかどうかの鍵は、バックアップやアーカイブ用の「セカンダリーストレージシステム」が握っているという。それはどういうことなのか。
「オンライン型」がもたらすメリット
オンライン型のセカンダリーストレージシステムへ移行すれば、データを素早く見つけて復元できるようになる。ちょうどAppleの「Mac」が搭載するバックアップ機能「Time Machine」のようなものだ。企業はオンライン型のセカンダリーストレージシステムを活用することで、分析、機械学習、詳細履歴検索など、古くてアクセス頻度が低いビッグデータから、価値ある洞察を得ることが可能になる。
これはバックアップとアーカイブの見事な融合といえる。障害からの回復(リカバリー)を目的としてデータを保護するバックアップと、長期的なデータ保持を目的としたアーカイブとの違いは、ますますなくなっている。
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