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「非構造化データ」が“爆増”しても困らないストレージの条件とは?:デジタルトランスフォーメーション(DX)時代の大問題(2/2 ページ)
非構造化データの急速な増加は、ストレージシステムにも大きな変革を迫る。そこで重要な要素となるのが、スケールアウト型の「セカンダリーストレージシステム」だ。
柔軟性とコスト
非構造化データ用ストレージシステムの多様な用途に対処するには、セカンダリーストレージシステムに柔軟性が必要になる。その一例が、ファイルやオブジェクトなど多様なデータを保管できるようにすることだ。Linux用の「NFS」やWindows用の「SMB」「CIFS」といったファイル共有プロトコルを利用できたり、Amazon Web Services(以下、AWS)の「Amazon S3」をはじめとするオブジェクトストレージシステムと連携できたりするスケールアウト型ストレージシステムが重要になる。
真の柔軟性を手に入れるには、組み立て可能なアーキテクチャ、つまりモジュール方式であることも外せないだろう。
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